リスティング広告の特徴

パソコンやスマートフォンは、いまや私たちの生活にかかせないほど普及が進んでいます。それに伴い「検索」という行為がとても身近なものになっています。自宅でパソコンに向かうのはもちろんのこと、電車で移動する隙間時間を使って調べものをする環境ができあがっています。

その中で「検索エンジン」の存在が欠かせなくなりました。リスティング広告は、最も身近な検索エンジンであるGoogleとYahoo!が提供する、Google広告(旧Google Adwords)とYahoo!プロモーション広告の総称だといってしまっても問題ないでしょう。

リスティング広告の特徴は、例えば新聞折込チラシやダイレクトメールといった従来の広告媒体と異なり、費用対効果がわかりやすいことです。どの広告に、いくら広告費を使って、何件の問い合わせを得たのかを、たちどころに把握することができます。

リスティング広告の管理画面でそれらの情報を見ることができるようになっています。いつでもネットワーク上で入札単価や広告文を変更することができるため、調整をダイナミックに行うことが可能です。このデータが予め「見える化」されていることが、リスティング広告における最大のメリットだといえるでしょう。

リスティング広告を大別すると、検索結果に広告を表示する検索連動型広告と、Webページに表示するコンテンツ向け広告の2種類があります。

このうち検索連動型広告では、購買の直前となる検索の段階で広告を出すことができるため、非常に効率よく新たなお客様を獲得することができます。ただし、検索連動型広告は利用者が検索を行った際に広告が出稿されるため、検索が行われなければ広告を出すことができません。一方でコンテンツ向け広告は、この前のプロセスである興味を持った段階での広告出稿が可能となっています。

リスティング型広告は、広告を掲載して終了するわけではなく、配信後の状況を踏まえて各種設定を調整できる「運用型広告」である点も大きな特徴です。リスティング広告の広告費はクリック課金であり、広告がクリックされたときに広告費が発生する仕組みです。そのためユーザーがサイトに訪れなければ広告費はかかりません。




リスティング広告の弱点

ここまでリスティング広告の強みについてお話ししてきましたが、リスティング広告にももちろん弱点は存在します。それは、競合と広告枠を争わなくてはならない点です。これは検索型広告では特に顕著となります。

1クリックにかかる広告費はオークション制度が取られています。競合との関係によって費用対効果が左右される形になります。もし競合が存在しないキーワードであれば格安、それこそ1円から広告を出すことができますが、競合多数の場合は1クリックの費用が数千円を超えるケースも出てきます。

また、利用するのに運用者のスキルが必要です。前述したようにリスティング広告は運用型広告であるため、運用者によって費用対効果が大きく変わってきます。代理店に依頼することも可能ですが、その分運用費がかかりますし、組織内の担当者が実施・運用する場合には育成に費用や手間がかかることを忘れてはいけません。リスティング広告の世界は進化がとても速いため、日々の情報収集も欠かすことはできません。

なお、注意点としてリスティング広告はあくまで広告をクリックして、ランディングページを見てもらうことが目的です。ランディングページとは、着地ページと訳されますが、サービスの利点を説明し、購入や申し込みを受け付けるページのことです。

その後の購入や申し込みにといった成果に結びつけるためには、ランディングページの作りが重要であることを意識しておきましょう。