毎日毎日、上司と部下に板挟みになったり、満員電車で押しつぶされたりするのはもううんざり。

サラリーマンを辞めてフリーランスになる!

そう決意したら、すぐにでも行動に移したくなるのが人情でしょう。
その際のモチベーションも物凄く高いものがあるはずです。

しかし、まずは冷静に一呼吸おいてみてください。これがすごく大事です。

サラリーマンというものは、あまり普段は意識することはないかもしれませんが、世間の荒波からいろいろと手厚く守られています。収入の安定性や充実した社会保障などはその最たるものですが、それ以外にもなかなか目に映らない貴重なメリットも非常に多く存在しています。

それらを果たして本当に捨て去って独立してしまって良いのでしょうか?

今回はフリーランスと比較した時のサラリーマンの持つ「なかなか見えないメリット」についてスポットを当ててみます。

後から後悔することにならないよう、フリーランスになることを決意する際の検討材料となれば幸いです。

・社員の教育に投資がある

会社にとって社員は貴重な資産です。そのため、社員教育は会社にとって非常に重要なテーマであり、会社は常に社員をどう成長させるか。という点を考えに考えています。

そのためにはお金を掛けることも厭いません。
会社に所属していれば各種研修費用を会社が負担してくれています。

フリーランスとして活躍していくためには、自らの技術スキルを磨きに磨きぬくことが重要です。

フリーランスとして独立してしまったら、そういった勉強は自らやらなくてはなりません。勿論費用はいj子負担です。世の中には何十万円といった費用のかかる有益な研修が山のようにあります。

また、たとえ自力で勉強する志をもっていたとしても、経理業務や営業活動に追われて、やる時間が取れなくなる可能性だって高いです。

自らの成長を会社が担ってくれる環境を手放してしまって本当によいのでしょうか?

少しずるい考え方かもしれませんが、もう数年まって、今の会社でスキルアップを果たした後に独立しても遅くはないのではありませんか?よく考えましょう。

・業務はそれぞれの組織が行う

サラリーマンは組織で行動します。経理業務などは専門部門にお任せすることが大半でしょう。
独立した場合は、これらを自分ですべてやらなくてはならなくなります。

モチベーションの高い初期のうちは、「そのくらいやってやる」と息巻いているかもしれませんが、実際に日々やっていくとなると大変です。
(経理業務は日々コツコツとやっていく必要があります)

やりたい仕事に集中したいから独立したのに、経理や税務処理にエネルギーを取られてそれができない・・・なんてことになったら、独立する意味さえ疑わしくなってしまいます。

・悩み相談がしやすい

フリーランスは基本孤独です。孤独にならないように、人脈を広げ、フリーランス仲間を集めていくことは重要な要素ですが、それでも自己責任の世界。やはり自分ひとりで難題に取り組まなくてはならない事が大多数です。

あなたは会社でそんな難題に当たったとき、周囲に相談してはいないでしょうか?フリーランスとして独立した場合、その意識せずにやっている相談ができなくなってしまうのです。

どんな組織にでもプロフェッショナルと呼ばれる人材はいるものです。

会社組織に所属している場合は、そういった各部門のプロフェッショナルに聞けば、大抵のことは解決でき、仕事のクオリティを上げることができます。

あなたは誰にも相談しないで、その案件を処理することが果たして本当にできますか?

もう一度考えてみましょう。「無理」と感じたら、まだ独立は時期尚早かもしれません。