フリーランスとして活動する!と心に決めるや否や、オフィスを構えたがる人が非常に多いです。

その理由は、お客様が来られてミーティングを行う、資材や機器類を置いておく、オン・オフの気持ちの切り替えを行う、などなどの理由があります。また、自分の城であるオフィスを構えることが夢だったという人も多いでしょう。

これらの利便性、また心理的な効果の大きさはとてもよくわかります。

しかし、オフィスを構えることは大きなコスト的負担になります。本当に必要なものであるかどうかをよく吟味してから手続きを行うとよいでしょう。

私はオフィスを構えない、「スモールスタート」を推奨します。

フリーランスとして活動する以上、積極的な自分の売り込みが必要です。お客様をお迎えするのではなく、自ら出向く姿勢というものが非常に重要であると考えています。

出向くことで、クライアントの情報を手に入れることができるようになります。そのオフィスの空気感に触れることは、よりクライアントに「寄り添った」仕事をするために必要な要素です。

必要な資料をその場で手に入れることができる機会も多くなるでしょう。

自ら出向くはフリーランスの鉄則であるともいえます。これを放棄してしまうことに大きな疑問を感じます。

また、オンオフの切り替えが自在にできることは、フリーランスが持つべき基礎的な能力のひとつです。

これができないと、公私がごちゃごちゃになってしまい、プライベートな時間を作り出すことができなくなります。それこそ、クリエイティブな活動は期待できなくなります。

そうなってしまうと、目の前の仕事をこなすことしかできなくなってしまい、事業は先細りの一途を辿ってしまうでしょう。

その基礎的に備えるべき切り替え能力を、物理的なオフィスに依存するということは、危険な行為に思えます。

安易にその「オフィスを構える」という憧れだけで突き進んではいないでしょうか?もう一度よく自分を振り返ってみて下さい。

家賃というものは、オフィスを構えることで発生するメリットよりも案外負担が大きいものです。ましてやオフィスを構えることで生じるデメリットの事を考えれば、少なくとも事業が軌道に乗ってくるまでは自重すべきだと私は考えます。