UNIXは1968年にアメリカのAT&T社のベル研究所で開発されたOSです。

ハードウェアへの依存なしに、移植性に優れたC言語で記述されていたため、多くのプラットフォームに移植されたという経緯を持っています。今では、「The Open Group」という業界団体によってUNIXの商標が登録されており、SPEC1170という技術的な仕様を満たしたOSのみが、正式にUNIXを名乗れることになっています。

現在の商用UNIXでは、Oracle社のSolaris、HP社のHP-UX、IBM社のAIXが主流といえます。

UNIXサーバはエンタープライズサーバを使うためのOSとして位置づけられることが多くなっています。

今回は、それぞれの特徴を見てみましょう。

①Solaris

Solarisは旧SUN社の商用UNIXでしたが、2010年1月27日にOracleによるSUN買収に伴い、現在の開発はOracleが行っています。現在の最新バージョンはSolaris 11です。

SPARCアーキテクチャとx86アーキテクチャをサポートしています。

2005年にSolarisのソースコードの大部分をオープンソース化したOpen Solarisが発表されていますが、Oracle社の買収直後にOpenSolarisは中止されました。

しかし、有志の手によってIllumosプロジェクトとしてオープンソース化されたまま更新が続けられています。

②HP-UX

HP社は1980年代前半よりUNIXの開発を進め、ワークステーションHP9000上で稼働するSVR2.0ベースのUNIXを1985年に発表しています。HP社ではその後、買収したアポロ・コンピュータ社のDomainシステムを統合して今日のHP-UXに発展してきています。

企業の基幹系システムに用いる中・大規模サーバに要求される、高い信頼性を持つとされており、通信、金融/証券系などでは広く利用されています。現在のバージョンは11i v3 です。

自社のPA-RISC及び、インテルのItanium系CPUでの動作をサポートしています。

③AIX

1985年にSystem-Vをベースに開発されたUNIXです。
IBM社の商用OSであり、同社のPOWER PCにて動作します。
現在のバージョンは7.2です。