フェーズⅣ 計画設計と策定

引き続いてフェーズⅣ「計画設計と策定」について解説します。いよいよこれまで実施してきた、BIAの結果や立てた復旧戦略に基づいて、具体的なBCP計画を作成していくフェーズになります。

まず基本的な考え方として、事業継続計画はモジュラーデザインの形態をとることが重要です。これはビジネス毎(オフィス/データセンター/アウトソース先)に異なる部分をモジュール化して分けて考えるという事です。これにより、最小現計画策定が必要なミニマム部分のもモジュールを先行してBCP計画を立てたり、ビジネススタイルの変化に随時追従した計画を立案することが可能となります。

また、BCPは作成したらそれで終わりではありません。少なくとも四半期に一度は見直しをかけるようにしましょう。この数字は良く問われる個所になりますので、覚えておいてください。

「復旧」の定義についても確認しておきましょう。主要拠点であるプライマリーサイトの再構築をもって復旧と扱います。ここで重要なことは、代替サイトへの移行時には「最重要」なビジネスからもっていくが、ビジネスを戻す際には「重要ではない」ものから戻していくという発想が必要です。

エンタープライズアークテクチャにより統合的な計画をたてることにより、対応要員がミニマム化されるなど効率が上がることも覚えておくとよいでしょう。

最後に、立てたBCP計画には、経営陣の承認が必ず必要となりますので、そこは確実に実施しておきましょう。

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